非エンジニアにもわかる API とは?

解説

API(Application Programming Interface)とは、一言で表すと個人や企業が提供しているサービスの情報や機能を利用するアプリケーションを開発する為の仕組みです。

もっと簡単に言うと、あるシステムの機能を他のプログラムで利用できる仕組みです。

例えば、投資系 YouTuber の動画タイトルと再生回数を一覧にしているページを作りたい場合は、Google が提供している YouTube Data API にリクエストを送信して、受信したレスポンスデータの中にある動画タイトルと再生回数をページに出力するだけです。

このように API を利用するメリットは、ローコストでハイクオリティーな機能を実装できることです。しかし、メリットばかりではありません。

API の仕様が複雑で予想以上に工数が増えたり、API 側の仕様変更やサーバー障害によりシステムに不具合が生じたり、料金体系に急な変更がありクライアントに相談が必要になるなどのデメリットもあります。

API は魔法ではありません。エンジニアに知識や技術が全く無くても世界中の API を利用すれば何の問題もなく短期間で高品質なシステムができると勘違いしないように注意しましょう、このような考え方は間違いなく技術者に嫌われます。

また、API には Web API、REST(Representational State Transfer)API、Windows API など種類があるのですが、エンジニアの話す API はほとんどが Web API のことです。

Web API とは Web 経由で利用できる API のことです。

以上です。